2013年4月28日日曜日

ハンドル交換

うちのフォーティーエイト(タンクを変えてあるから厳密にはただのスポーツスター・・か?)には 2インチライザーをかませてドラッグバーをつけていた。

しかし、フォワードコントロール+ドラッグバーは予想以上に腰に響く。
っていうか背中(両方の肩甲骨のまん中)も痛くなるわで長距離を走る気にはなれない。

年甲斐もなく・・とかいろいろと悩んでいたのだが、結局ハンドルを交換した。
ネオファクトリーがだしている Z barの4インチのやつ。ロボハンとも言う。

GXR + Nokton35mm1.4SC

もちろんライザーをはずしてから取り付けたわけだが、ブレーキのホースはこの4インチハンドルでギリギリだろう。触ってみるとパツンパツンではないけどこれ以上はやめてといてね、って感じの長さだ。

夜中のガレージにこもること約1時間。取り付けは簡単だけどミラーの位置調整に手間取った。ノーマルタンクだとおそらくスムーズに行くとは思うが。
 
取り付けが終わったらさっさと風呂入ってビール飲んで爆睡。
そんで翌朝の5時に出発して滋賀方面に向かった。カメラはKowa6で、フィルムはFomapan400を2本。

 Kowa6 + Fomapan400 ( Rodinal 1:25 )

高速道路を走っていて気づいたのだけど、Z bar楽チンです。
小回りしにくいのかな?と思ったけどすぐに慣れるしハンドルに体重が乗らないのでバイクの挙動もわかりやすいように思う。
ああ、もっと早く変えればよかった。

京都東で降りて、琵琶湖の西を北上してブロ友さんに教えてもらった地方に向かう。

 Kowa6 + Fomapan400 (Rodinal 1:25)

いや、便器を見に行ったわけではないですよ、念のため。
続きは後日。







2013年4月26日金曜日

心が疲れた休日の朝はどうするのか

つまり前日から心が摩耗してしまっていて、明日休みか・・・という状態。

そういうときは前日の夜から必死になって掃除・洗濯をする。
何かに集中して体のギヤをうまく変える、というか。

きちんと食事を作ってさっさと寝る。決して夜更かしをしないようにして休日の朝は5時には起きる。
そうすると起きた頃には少しだけましになっている。

 iphone 

 行き先はできればカフェがいい。お店が開く時間に合わせて走る。

 カフェはあくまで目的地だからそれまでの道のりは時間の許す限り寄り道をしまくる。
 おもしろそうな道を走るのもいいし、自分がピン、とくるような場所でバイクを止めるのもいい。

 Agfa Isolette I + Tri-X ( Rodinal 1:50 )

 満足したらカフェに行くだけ。寄り道は終了する。

 
iphone

単身赴任な自分を待ってくれているのは老猫だけ。
前日に家事は終わらせてあるから、後はのんびりすればいい。
シャワーを浴びて猫を膝に載せて飲むビールがうまければ全てよし、みたいな。 





2013年4月17日水曜日

Tri-X

久し振りに Tri-Xを使ってみた。
ローライフレックスに1本突っ込んで適当な波止場に走りに行く。
フィルターはオレンジ。

Rolleiflex 3.5F Planar + Tri-X

Fomapanは好きなんだけどやっぱり常用は Tri-Xだなあ。
現像してクリップで吊した段階でうれしくなるようなフィルム。
Kodakには是非ともがんばって欲しい。









2013年4月15日月曜日

青山高原

バイクに乗ってどこに行くか。どのカメラを持ってどのフィルムを入れていくか。

そうしたことをいつも悩む。

この日は Box TengorとIsoletteに Fomapan200をつめてウィンドファームのある青山高原方面に行こう、と決めた。時刻は朝の6時。

 Box Tengor + Fomapan200

青山高原、というと僕にとっては気持ちのいい峠道、風量発電の場所、といった印象だが、あちこちにダークな場所がたくさんあるように思う。

峠沿いの廃公園もいつも気になるし。

 Agfa Isolette + Foamapn200

途中では何故かうち捨てられたような場所もあるし。

Box Tengor + Fomapan200

あまり深入りしないようにウィンドファームに向かって調子よく走り抜けると少し気が楽になる。そんな雰囲気も好きなんですけどね。

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フォーティーエイトに RSDトラッカーを付けてから1000kmほど走りました。
音質も少しこなれてきて良い感じです。

上の写真を撮った帰りに誰もいない駐車場でなんちゃって八の字練習をiphoneで撮って見ましたので音を聞いてみてください。それほどうるさくもなく、良い感じの音だと思います。

2013年4月13日土曜日

イゾレッテ(Agfa Isolette I)の試写

イゾレッテ、私のは初期型で Agnarというレンズがついている。
ネットを見るとかぶせ式のフィルターを使うとのことだが、手元にあった19mmのY2をなんとかねじ込むことができたので Fomapan100を入れて出掛けた。
現像データはロジナール(R09)の1:25で、EIは100。

イゾレッテ、驚くほど軽くて小さいのでライディングジャケットのポケットに入ってしまうので、いつも使っている Lowproのバッグは必要ない。

Agfa Isolette + Fomapan100

目測式、ということで何となく体感でおぼえている1m、2m、4mまで動いて撮影する。開放値も4.5なのでなんとかなりそう。

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この日は午前中は晴れていたけど午後になると少しずつ重い雲が多くなり、日差しも少なくなった。

 Agfa Isolette + Fomapan100

撮影しているときはちゃんと撮れてるかなあ、と心配だったけどこうして現像結果をみるとなんとかなっているみたい。Agnarレンズ、独特の雰囲気がありますね。

 Agfa Isolette + Fomapan100

途中でみかけた廃屋。距離は1m。

Agfa Isolette + Fomapan100

今度はBox Tengor + Agfa Isoletteの6x9、6x6目測コンビでやってみようかなとも思います。

2013年4月11日木曜日

イゾレッテ

箱カメラを使ってから、目測式のカメラが好きになりつつある。
距離を推定する、っていうのは最初は面倒だけど、1m、2m、4mあたりを体感的におぼえておくと何とかなるような気がする。

気楽でお手軽。

手持ちの中では Box Tengorを持ち出すことが多いのだが、手軽な6x6が欲しかった。以前記事を書いた Bonitaも手軽でかわいいのだけど、いかんせん歪みが大きすぎる。
で、$60ぐらいでうちにきたのは


Agfa Isolette I。Agnarっていう開放値4.5のレンズがついている蛇腹式の目測カメラ。フォーマットはブローニー 6x6。
シャッタースピードは箱カメラよりも豊富(当たり前か)で、バルブ、1/25、1/50、1/200の4種類。

今回手に入れた個体は蛇腹に穴はなくてシャッターもそれなりに走っているようだけど、フォーカスリングが固着してしまっていて全く動かなかった。レンズも少し曇っていた。

いろいろと調べてみると元々はいっているヘリコイドグリスが原因なので分解して掃除するばなんとかなる、と。

小っこいネジを3本ゆるめて前玉のユニットをゴムで保護しながらペンチ(笑)で回していったらかなり大変だったけど外れてくれた。
あとはアルコールにユニットごとつけ込んで、黙々と綿棒・クリーニング液を使ってお掃除。緑色のグリスは変質してしまっているので徹底的に。

あとはヘリコイドグリスを薄く綿棒でつけてユニットを組み立て元通りにする。
何回かくるくる回していたら驚くほど軽く回るようになった。レンズの曇りもきれいになったのでとても気持ちがいい。

最後に裏蓋をあけてスリガラスをつけて距離の調節をしたらおしまい。カメラを三脚に固定してからバルブにしてレリーズでシャッターをロックしてメジャーで1mのところにおいた本の背表紙にある文字であわせてみた。

さて、どんな写りをするのかなあ。

ってところでこいつに Fomapan100をつっこんでバイクに乗って奈良の山奥で試し撮りをしてきました。これはまた次回。



2013年4月7日日曜日

スポーツスターフォーティーエイトのメーター移設

こんにちは。
今回はスポーツスターのメーターを移設してみました。

Joker Machineのステーにはいくつかのversionがありますが、今回のように分離できるやつだと楽かな、と。

メーカーのサイトにも書いてありますが、フォーティーエイトのメーター移設には純正パーツである、67320-95と67104-95が必要です。私はディーラーで注文しました。

以下iphone

まずはハンドルのクランプを外して、純正のメーターを取り外します。
メーターは底にある2つのネジ(六角)をはずして、さらにボタンにかぶっているゴムをはずしてボタンを止めているネジをはずせばフリーになります。
インジケーターは底に2つの十字ネジがあるのでこれをはずすとLEDのパーツがまるごととれます。


左が 67320-95と67104-95です。右はステーと、はずしたメーター(コードはカプラーなので簡単にはずれます)。

さて、購入したインジケーターには Neurtralとかそのほかの印字がありません。
どうするかというと、もともとのステーからはずして再利用します。


底の方からゆっくり押すと接着剤でついていたスクリーンがとれてくるので丁寧にはがします。それを購入したクランプに合体させるわけです。

あとはメーター・インジケーターを包んでいるカバーを適宜切り開いて分離してメーターのケーブルが左のフォークに届くように画策します。
移設ステーのボルトをはずすと簡単にフォークへの取り付けが可能となります。
あとは適宜パーツを組み合わせてメーターを設置します。同様にインジケーターも取り付けます。


ハンドルを切ってみて邪魔にならずなおかつ見やすい位置にメーターを設置したら仕上げにクランプ・ステーを確実に固定しておしまい。

GXR + Nokton 35mmF1.4SC

ライトの上からメーターがなくなったせいかスッキリしているように思います。

横から見ると、

GXR + Nokton 35mmF1.4SC

ちなみに見え方は

GXR + Nokton 35mmF1.4SC

こんな感じ。ナビが景観を乱しているような気もするけど、ないと迷ってしまうんですよね・・・。

2013年4月3日水曜日

港湾、臨海といった場所

以前書いたように、東北の港街で生まれて育ったせいか港湾地帯に行くと何故かほっとします。特に重油と海の潮の香りが混ざったかのような独特の匂いとかを嗅ぐとうれしくなってしまいます。変かな?

Box Tengor 56/2 + Fomapan400

無機質な煙突とかすごく大きなインプラントとかも好き。

Box Tengor 56/2 + Fomapan400

無骨さに惹かれるんでしょうかね。

Box Tengor 56/2 + Fomapan400

このときは助松のあたりで降りてぶらり、と。
それにしても 6x9だとあっという間にフィルムが・・・。
その点135はいいけど、やはり中判が好きなのであります。

ちなみに、Box Tengorには先日の改造でフィルターを装着できるようにしてますので、いつもフィルターケースにY2、R2、ND2を入れておいてモノクロフィルター+ND+絞りでEVを調整してます。このときは空を入れてレッドフィルターでかっちり撮りたかったのですが、LVは15。
iso400 +2段、R2で -2段。つまりiso100(EV=0)ってことで 適正露出にするにはEV=15にすればいい。R2使わないならiso400の2段分を足してEVはLV=15 + 2の17にすればいいってことで。

Box Tengorはシャッタースピードがだいたい 1/50 ( EV=6 )、絞りは9,11,16ですから絞り16 (EV=8)でEV= 6 + 8 = 14。一段オーバーだからND2かませて14+1 = 15とか計算してます。
R2を使わないなら EV=17ですから ND8いれて14+3=17にする、と。ND8はもっていませんし、そういうことはしませんけどね。
露出計、以前はセコニックを使っていましたが、今はゴッセンのEV/isoの組み合わせがデジタルででてくるやつを使ってます。夕方はiso100でEV=11ぐらいかあ、とか。


P.S.
 先日のExaktaですが、やはりシャッター幕の調整のためにひさなが光機さんのもとに旅立っていきました。ということでExaktaで最後に撮った写真で〆など。

Exakta + Biotar 58mmF2 + Efke R100

それではみなさんよき週末を。

2013年4月1日月曜日

バイクで彷徨うこと

 バイクなんて好きなように走ればいい、ってのはある意味正論だ。
 しかし、どこかに向かって走ることの方がそれなりに満足感もあるし旅をしたなあ、って気持ちになるように思う。

 それでも、今回はあえて適当に目的地を決めて適当に走ってみた。
 今回の気分はきれいな海岸線の続く、和歌山の海だったのだが。

 Exakta Varex  VX + Biotar 58mmF2 / Efke R100

 ・・・何故か大小さまざまな(とはいってもほとんどが大型の)落石のちらばるガードレールのない山道に入り込んでしまった。
 いけるかな?とか思いつつ走り続けること約5km、なんとか走りきることができてほっとする。
 車高の低いスポーツスターだけど、こんな道でもそれなりに走れることがわかってよかった。
 
 そんな林道を抜け後も、知らない道を知らないまま走り続ける。春の陽気が気持ちいい。

 川沿いの道を走っていると、春・平和、といっった言葉のよく似合う小さな集落に出会った。
 素朴な中学生?がヘルメットをかぶって自転車に乗っている静かな場所。

Exakta Varex VX + Biotar 58mmF2 / Efke R100

 バイクを止めて、てくてく歩いて行くと咲きかけの桜のある学校を見つけることができた。
 
 道を歩く人は誰もいなくて、聞こえるのは風の音だけ。
 たまにはこういう時間が必要なんだよな、とつくづく思う。特にカオスのような大坂に住んでいる自分にとっては。
 そんなことを考えながらゆっくり一服。いいね、こういう週末。

 ナビをみながらこっちのほうがおもしろそうかな、と思いつつ走っていく。しばらくすると再び静かな山道に入り込む。
 まるで時間が止まっているかのような家がぽつぽつとあるような場所。

 
 Exakta Varex VX + Biotar 58mmF2 / Efke R100

 古ぼけて朽ち果てたかのような機械、って心惹かれるんですよね。
 ああ、趣のある錆び具合だなあ、とか感心してしまいます。 

 海を見てのんびりしてよければ桜を見たりして、とか考えて走り始めた土曜日でしたがどこを走っても楽しいものですね。
 何をみてきたの?と問われると返事に困るけど。

P.S. 今回は最近ウクライナからやってきた Exakta Varex VXに Efke R100を詰めて写真を撮ってきました。

 1/1000でシャッター幕の同期がとれていないせいか縦に縞が入る。まあ布引きのシャッターで1/1000はおまけみたいなものなのでいいかもしれない。 

 いつものひさなが光機さんにお願いするか検討中です。どうしようかな。