2012年11月12日月曜日

出会い

前回の写真を撮ったときのことだが、誰もいないドライブウェーを駆け上がっていくと、パーキングに先にきている人がいた。

隼。かっこいいなあ。


見ず知らずのバイク乗り同士だけど、不思議と話が弾む。
そういう時間はとてもリラックスする。
しばらく話をして別れて、お互いに再び一人で走っていく。

これだからバイクはいい。


Moskva5 / Ilford HP5+ / 現像;Rodinal 1:25 20C EI400

2012年11月10日土曜日

Moskva5を持って

前回紹介させていただいた Moskva5に Ilford HP5+を突っ込んで奈良方面にツーリングへ。現像は Rodinal 1:25の20度。写真はクリックすると拡大する。


高円山ドライブウェー。
短い有料道路なので地元の人はほとんど走ることはないそうだが、私は好きである。
バイクを置いて山道を歩くと地獄谷新池というところにでる。


Moskva5、なかなかいい写りをする。
名前もなんだし、写りもいいわで大いに気に入った。問題は69だと8枚しか撮れないところだがそこはトレードオフというところで。

2012年11月9日金曜日

Moskva5

時々中判を乗り越えて大判を撮りたいという衝動にかられる。
しかし、フィールドカメラはアオリ撮影にその醍醐味があり、そうすると今までのように気楽に手持ちで撮ることが不可能だ。

まあ三脚もってツーリングにいけばいいだけなのかもしれない。

いろいろと悩んでそれなら 6x9 フォーマットをしばらく試してみよう、と決断してみた。
そんな事情で普段はポラロイド専用にしているマミヤプレスに 6x9ホルダーをつけて撮ってみたが、やはり大きいサイズはいいのである。

しかしマミヤは重いしもうちょい軽い 6x9はないか・・・と探していた。
そういう経緯で、ebay経由にて我が家に届いたのが Moskva5という旧ソ連製の蛇腹カメラである。


new toy Rolleiflex 3.5F Planar , Rolleiretro400S

お値段は約 $100。有名なフォクトレンダーのスーパーベッサなどは程度のいいものだと8万円ぐらいするのでとてもお値打ちではないだろうか。

製造は旧ソ連モスクワの Krasnogorskで1955-60年。
レンズはテッサータイプの Industar-24 105mm F3.5
フィルムのローディングは赤窓式で、120フィルムのみ対応。

ただ、ロシア製のカメラはそれなりの初期メンテが必要である。
最初にやったことはギシギシいうヘリコイドの掃除とグリスアップ、それに伴う無限遠の調整であるが、ここらへんはこのサイトが詳しいので大いに参考にした。

それとしばらく空撮ちしていたら突然シャッターボタンが戻らないトラブルが。
これについてはシャッターの下にラウナ油を少量注入してほっといたら数日で突然快調になった。ここらへんのおおらかさがロシア製カメラの魅力だったりするわけで。

なお、フィルター、フードは純正のものもなく困っていたが、このサイトで調べてみたら Kodakのシリーズアダプターが使えることがわかったので、このサイトで シリーズ6の 39.5mmアダプターと Yellowフィルター、フードを取り寄せた。それが↑の写真である。

つらづらと書き綴ってしまったので作例は次回にしようかと思います。